コレステロールって何のことだか皆さん分かりますか?普段テレビやネットなどでよく耳にし、健康診断でもこの値について言及されたことがある方もいるのではないでしょうか。
一言でいうとコレステロールとは脂質の一つです。脂質にはコレステロール、中性脂肪、リン脂質などがあります。これらはそれぞれ体内で重要な役割を担っており、決して無いほうがいいというわけではありません。
コレステロールは細胞膜の主成分、各種ホルモンの材料、胆汁の材料などに使われます。またコレステロールは体内に運ばれる際にLDLかHDLと呼ばれるカプセル状のものに包まれて血中を移動します。そのためコレステロールはLDLコレステロールとHDLコレステロールに大別されます。
LDLコレステロールは悪玉コレステロールと呼ばれますが実は完全悪なわけではなく全身にコレステロールを運搬する重要な役割を担っています。HDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれ体内に運ばれた余分なコレステロールを回収して肝臓に戻す役割を担っています。
つまりコレステロール値というのはLDLコレステロールーHDLコレステロールの値が大切であり、高すぎないLDLコレステロール値、低すぎないHDLコレステロール値を求めなければなりません。
コレステロール値を改善するためには食事、運動などの生活習慣に加え、たばこもLDLコレステロール値を高めHDLコレステロール値を減らします。そのため禁煙も改善の手立てとして有効なのです!